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Attached Elementary School Faculty of Education and Human studies Akita University


〒010-0904 秋田県秋田市保戸野原の町13-1
TEL 018-862-2593

校長あいさつ




ごあいさつ


 今年度、校長を務めます佐藤修司(さとう しゅうじ)です。教育行政学、教育法学、教育経営学を専門とし、子どもや保護者、教職員の権利や自由、そして、それらを大切にした学校のあり方、教育のあり方を考えてきました。
 さて、秋田大学教育文化学部附属小学校は、学制公布2年後の1874(明治7)年7月に設立されました。今年で149年を迎える歴史を重ねた国内最古級の学校です。卒業生は、県内はもとより全国、海外においても多数活躍しております。
 また、歴史ある本校では、これまで多くの優れた教育実践を全国に発信してきました。例えば、昭和初期において、本校の前身である秋田県師範学校の附属明徳小学校を舞台に、滑川道夫、成田忠久らが中心となって展開した教育実践は『北方教育』として刊行され、特に「調べる綴り方」は全国から注目されました。現在、秋田大学附属図書館にはこの『北方教育』の特殊資料室があり、今日でも研究者が全国から訪れています。
 そして時を経て、今日、全国学力・学習状況調査においてトップレベルの成績を維持している“秋田の学び”は再び全国から注目されておりますが、その中核的位置に本校があると自負しております。これまでの本校の教育実践に自信と誇りを持ち、そしてそれを批判的に検討していく事で、“これから”の教育を創造し実践してまいります。
 さて、2022年6月に制定され、2023年4月に施行された「こども基本法」はご存じでしょうか。この法律は、日本国憲法及び子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)の精神にのっとり、「次代の社会を担うすべてのこどもが、生涯にわたる人格形成の基礎を築き、自立した個人としてひとしく健やかに成長することができ、心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、その権利の擁護が図られ、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指して、社会全体としてこども施策に取り組むことができる」ようにすることを目指しています。
 この法律は基本理念として、
 
全てのこどもが個人として尊重され、基本的人権が保障されるとともに、差別的取り扱いをうけないようにすること 
全てのこどもが適切に養育され、生活を保障され、愛され保護され、健やかな成長・発達・自立が図られ、福祉に係る権利、教育を受ける機会が等しく保障されること 
全てのこどもが、年齢・発達の程度に応じて自己に直接関係する全ての事項に関して意見を表明する機会と、多様な社会的活動に参画する機会が確保されること
全てのこどもが年齢・発達の程度に応じて意見が尊重され、最善の利益が優先して考慮されること 
こどもの養育は家庭を基本とし、保護者が第一義的責任を有することを認識して、保護者への十分な支援を行い、家庭での養育が困難なこどもにできる限り家庭と同様の養育環境を確保し、こどもが心身ともに健やかに育成されるようにすること 
家庭や子育てに夢を持ち、子育てに伴う喜びを実感できる社会環境を整備すること 
を挙げています。
 附属小学校も、子どもたちの権利、最善の利益を中心におき、子どもたちの意見や参画の機会を大事にする学校でありたいと考えています。また、子どもたちを中心にしながら、保護者の方々、住民の方々、そして教職員の権利がお互いに尊重され、実現される、安心安全で、ほっとするような温かい学校でありたいと願っています。
 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
 


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