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Attached Elementary School Faculty of Education and Human studies Akita University


〒010-0904 秋田県秋田市保戸野原の町13-1
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令和2年 実践発表会・校内研修会

ーーー 終了しました ーーー

令和2年度 第1回実践発表会 【国語科・社会科】

令和2年10月19日オンラインによる実践発表会を開催しました。

1 国語科実践発表会

【テーマ】 言葉に着目した子どもの「問い」で授業をつくる

●実践発表  鎌田 雅子 / 小松田 ひかり
●質疑応答
●研究協力者から  阿部 昇 先生 / 成田 雅樹 先生


2 社会科実践発表会

【テーマ】 個と協働的な学びをつなぎ、資質・能力を高める社会科学習

●実践発表  鈴木 聡
●質疑応答
●研究協力者から  外池 智 先生 / 加納 隆徳 先生 
終了後のリポート 
 国語科の実践発表では,追究し続ける単元構成の工夫として,単元の導入部において,領域ごとの学び方の違いを意識させつつ学習経験を積むことを通して,学びがつながっていくことが成果として紹介されました。また,「問い」を発する力を高めるために,着目するべき言葉を吟味する場を設定することの有効性が挙げられました。一方で,単元の柱となる大きな「問い」の解決に必要な「問い」を見いだす力を育てる手立て等の課題が挙げられました。
 社会の実践発表では,主な成果として複数の視点を関連付けて考えたり,学習問題の解決のために学習課題を追究したりする子どもの姿,個と協働的な学びの往還を通して,一人一人が学習課題を設定したり,視点を変えた情報交換を行ったりしたことは省察を促進させるために有効であることが挙げられました。その一方で,考えや根拠が妥当か,曖昧な部分はないかなど子ども自ら学びの状況を見つめる力を高めるための手立てが課題として挙げられました。

令和2年度 第2回実践発表会 【生活科・理科】

令和2年10月27日オンラインによる実践発表会を開催しました。

1 生活科・理科実践発表会

【テーマ】 生活科 ・ 理科における, 自律した学びにつながる「省察」の実践

●実践発表 (生活科) 稲垣 勇介
●実践発表 (理科)村上 宙思 / 福田 佳子 / 清水 琢
●質疑応答
●研究協力者から(生活科) 中野 良樹 先生
●研究協力者から(理科) 田口 瑞穂 先生

終了後のリポート 
  生活科の実践発表では,生活科のキーワードである「自覚化」「関連付け」「自分自身の気付き」に着目しながら,児童や教師のモデリングを通した「見方」がより自覚的な省察につながり,気付きの質が深まる場面等が成果として紹介されました。一方で,単元内での「体験活動」「表現活動」の位置付けや,自己の変容に気付かせるための支援の在り方について,今後の課題として挙げられました。
 理科の実践発表では,主な成果として自ら選択する力を支える省察の工夫,科学的な問題解決に取り組む子どもの姿,個と協働的な学びの往還を通して検証方法の吟味をしたり省察を促進させたりする有効性が挙げられました。また,個々の思考の積み重ねが問題解決の必然性につながることも見えました。その一方で,実験方法の科学的な吟味,獲得した科学概念が,現実社会の諸課題とどのように対応するのか,効果的なフィードバックの在り方等の課題が挙げられていました。
 生活科,理科の両教科について,オンラインで参加された方々からも,科学的根拠を基に思考する子どもの姿,正確な測定による量との関係等が,選択・決定と省察を両軸に据えた実践であるという評価をいただきました。

令和2年度 第3回実践発表会 【音楽科・図工科】

令和2年11月9日オンラインによる実践発表会を開催しました。

1 音楽科実践発表会

【テーマ】 音楽と豊かに関わるための省察の実践

●実践発表 大山 光子 / 小林 葉子
●質疑応答
●研究協力者から  吉澤 恭子 先生


1 図工科実践発表会

【テーマ】 低学年図工科における省察の在り方
●実践発表 佐々木 恵 / 進藤 亨
●質疑応答
●研究協力者から  長瀬 達也 先生
終了後のリポート 
  音楽科の実践発表では,省察を通してよりよい音楽表現につながげていくための取り組みの成果が挙げられました。少人数アンサンブル活動の中で,友達や教師と対話を重ね,表したい音楽になるよう試行錯誤する場面などが紹介されました。また,聴き合う活動による省察では,他パートとのバランスを考えてよりよい音楽表現ができるようにやり直し,高まり合う姿が紹介されました。一方で,表現力の基盤となる一人一人の技能の的確な見取り方などが課題として挙げられました。
 図工科の実践発表では,イメージと表現の往還についての成果が挙げられました。学習カードを活用した実践では,書くことで作品のストーリーが広がったり,材料から色や形のイメージがはっきりしたりする姿が紹介されました。名付けの実践では,作品づくりの途中で題名をつけることや題名をつけ直していくことが,表現したいことと表し方とを往還する省察へとつながり,表現の質を深めながら変容していく子どもの姿が紹介されました。その一方で,次の学びや生活場面に生かすために,学びを自覚し,一般化することのできる省察場面の設定が課題として挙げられました。
 両教科に共通して,子どもの思いと表現を往還し試行錯誤を繰り返しながら学びのストーリーを紡いでいくことにより,納得のいく表現へと近づき,表現の質が高まっていくことを共有できた研修となりました。

令和2年度 第4回実践発表会 【体育科・特別活動】

令和2年11月30日オンラインによる実践発表会を開催しました。

1 体育科実践発表会

【テーマ】 バレーボールにおける中・高学年の省察サイクル

●実践発表 佐藤 秀恒 / 伊藤 敏幸
●質疑応答
●研究協力者から  松本 奈緒 先生


1 特別活動実践発表会

【テーマ】 仲間との関わりを主体的に深め,学校生活の充実と向上を目指す子どもを育む学び  ~よりよい人間関係を形成する学級活動を通して~
●実践発表 菅野 宣衛
●質疑応答
●研究協力者から  森 和彦 先生
終了後のリポート 
  体育科の実践発表では,「仲間との対話」の中で動きのこつを省察し,活動の場や戦術を選択・決定する場を設定したことにより,課題解決に必要な「見方・考え方」を自覚的に働かせる姿が見られたことが成果として紹介されました。また,各学年における発達段階のステップアップを意識した省察の在り方の重要性が挙げられました。一方で,選択する動きのこつや戦術例を提示する場や,次の学年で行う省察方法の取り入れ方が,課題として挙げられました。
 特別活動の実践発表では,論点となる課題や改善策を明確にし,話合いに向かう目的意識を高める上で,具体的な体験的活動を基にした省察の有効性が挙げられました。また,よりよい合意形成に向けた手順・方法を共有し,選択することで,全員が見通しをもった主体的な話合いになることや,話合いを進める上で,児童が選択・決定する余地を残すことの重要性も,成果として紹介されました。一方で,互いの考えのよいところを生かす経験を積み重ねていく場の設定が,課題として挙げられました。


令和2年度 第1回校内研修会 【社会科】

【テーマ】 課業的授業と主体的授業

終了後のリポート 
  今年度から本校に就任された外池智校長先生が,第1回校内研修会の講師を務めてくださいました。感染症対策のため,30人が十分な間隔をとりながら研修することができるよう,アリーナで実施しました。
 外池校長先生からは,社会科の目的,内容構成論,方法論などの他,これまでのご自身の研究知見に基づきながら,豊富な実践例を紹介していただきました。
 特に,「課題なのか,それとも問題なのか」
という論点で,社会科としてのストーリー性を子どもが紡いでいくための支援や,その際に重要な視点となる「見方・考え方」について,事象の内側から見る「多面」と,外側から見る「多角」など,社会科という教科の魅力を改めて感じた研修会となりました。

令和2年度 第2回校内研修会 【外国語】

【テーマ】 これからの小学校外国語教育

終了後のリポート 
  日頃の実践での疑問や悩みも含め、これからの外国語教育の在り方について研修を行いました。実際の指導場面における具体的支援を取り上げた研修は、参加者のこれからの工夫・改善に結び付き、実践に対する意欲の向上につながりました。

 外国語と子どもをつなぐHRTの言葉掛けや、知っている英語でコミュニケーションのモデルを示す姿は、子どもに安心感を与えるための有効な支援となること。また、イラストや写真等視覚的な情報を音声と同時にインプットすることで、外国語に親しみながら学ぶことが可能であることを共有する時間となりました。教師の「外国語を教える」という意識が強まると、学習が子どもを置き去りにしたものに陥りがちです。初めての言語にふれるときの戸惑いを学ぶ楽しさに変容させるような教師の支援が、指導の基盤となることを実感することのできた研修となりました。

令和2年度 第3回校内研修会 【算数科】

【テーマ】 令和の算数スタンダード

終了後のリポート 
  理論と実践の双方の視点から算数科の実践について見つめ直す機会をもちました。
 はじめに,算数の本質を追究する学びを目指すことについて,学習指導要領改訂の主旨を踏まえた説明がありました。その中で従前との比較と算数科の特質から,領域や発達の段階のつながりを踏まえて指導することが重要であること,発問が数学的な見方・考え方の成長を支える鍵となることについて共通理解しました。
 次に,研究の重点に関連した1年生と6年生の実践発表から,算数科で目指す方向性を確認しました。1年生の実践では,学習対象との出会いで「仲間との対話」による省察が数学の問題を見いだす姿につながること。6年生の実践では子どものパフォーマンスを評価する課題を単元に位置付けることにより,課題解決に取り組む中で数学的に考えるよさを見いだす姿につながることを共有しました。
 令和の算数指導の在るべき姿を実感した有意義な研修となりました。


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