　単元を通してそれぞれの野菜（キュウリ・ミニトマト・トマト・オクラ・ナス・シシトウ・ピーマン）の苗を五感とｉＰａｄを使って観察してきました。それぞれの野菜の成長に着目し，成長にあった世話について比較していく「見方・考え方」を働かせた学習を行ってきました。おいしい野菜を育てるために子どもたちは，水のあげ方や日光の当て方など世話の工夫をしてきました。
　本時では，野菜の先生から教わった世話の仕方をもとに野菜の成長をまとめることができました。授業の後半では，それぞれの野菜の世話の仕方を発表し，同じ世話や違う世話について分類をしていきました。分類をしたことで世話の共通点や相違点を子どもたちがカードを使って構成的に板書にまとめることができました。分類の活動をしていく中で水やりや日光を当てること，病気になったら薬をかけるという世話は，どの野菜にも必要だが，わき芽を取ったり暖めたりという世話は特定の野菜だけの世話だと言うことに気付くための｢対話｣が生まれました。　実際に世話の仕方を実演することで他の野菜を植えている子どもたちの気付きの質が高まり，それぞれの野菜によっておいしくするための世話の仕方が違うことを実感する学習ができました。