【生活】  1年A組 「そだてよう さかせよう アサガオだいさくせん」    
授業者 福田 佳子 
 アサガオを栽培する中で生まれた個々の困り事や心配事を全体で共有し,今後の世話の仕方について考えました。困り事などがある場合は,その内容をカードに書き,鉢に看板のように立てておきました。それぞれの生育状況を比較するという「見方・考え方」を働かせて観察することで,誰がどんな困り事や心配事があるのか,アサガオの状況はどうなのかを把握することができました。
 観察し合う中で,多くの友達が虫による葉への害に困っている実態が見えてきました。そこで,害虫からアサガオを守るにはどうしたらよいか,全体の場で話し合いました。子どもたちは,「手で払う。」「水で流す。」など害虫を排除する様々な方法を考えました。「仲間との対話」を通して,毎日の世話活動の中で,葉の表や裏をよく見ることが大切なことに気付いていきました。これまで,水をやることだけが世話だと思っていた子どもたちが,新たな世話も必要なことに気付くことができました。